=ITトレンド委員会Z= 【絶対に覚えておくべきIT用語 #3/ターゲティング広告】 現在、最も主流なネット広告の手法

=ITトレンド委員会Z= 【絶対に覚えておくべきIT用語 #3/ターゲティング広告】 現在、最も主流なネット広告の手法。過去に見たサイトやアプリの履歴などからユーザーの好みや属性を推測し、興味がありそうな広告を配信する仕組みを指す。 従来のようなすべての訪問者に同じ広告を配信するより、その商品に関心を示すであろう人に"狙いを定めて"配信することができるため、費用を抑え、かつ成果を期待できるのが最大のメリット。 配信方法はRTB(Real-Time Bidding)というオンラインでの入札システムにより、自動で取り引きされる。詳しいプロセスは以下の通り。 ①サイトにユーザーが訪れると、自社や外部から個人の属性を集積したDMP(Data Management Platform)が、そのユーザーの属性をサイト側に伝達する。 ②サイト側はSSP(Supply-Side Platform)という事業者のシステムを介して、その属性情報と広告枠の仕様を複数の広告主に一斉にリクエストする。 ③広告主側はDSP(Demand-Side Platform)という事業者のシステムを通じてその情報を受信・分析し、予め設定した条件に合致していた場合は入稿データと入札額を自動で返す。 ④各DSPからの入札を受け取ったSSPは、最も価格の高かった広告主を決定し、入稿されたデータをサイトの広告枠に表示する。 この一連の流れが完了するまでの時間は、わずか0.1秒。ユーザーがサイトに訪れるたびに、毎回ほぼリアルタイムで実行されている。 日経新聞によると(2018年9月2日)、「ターゲティング広告」の国内市場規模は、すでにネット広告全体の80%に及び、今年度初めて1兆円を超える見通しとなったとのこと。 世界的にも個人を特定する技術の開発は日進月歩で進んでおり、その応用領域は心理学や統計学にまで及んでいるが、その反面、プライバシーの侵害を危惧した国や地域の当局による規制強化の動きも生じており、安全にデータを活用するためにいかに制度化をするかが目下世界共通の課題となっている。 さてそんな「ターゲティング広告」の意味、あなたは知っていましたか? #ITトレンド委員会Z